LoRa通信モジュール製品ラインナップ

  1. コンポーネント

920MHz帯無線局の分類

920MHz帯を利用した無線システムは、無線電力伝送用(WPT)、パッシブ系(電子タグ系)アクティブ系(センサー通信系)に分けられます。
LoRaは、アクティブ系(センサー通信系)となり、当社LoRaモジュールは、下記2種類に分類されます。

※登録局(陸上移動局)は、免許は不要ですが、登録が必要となります。

LoRa通信モジュール製品ラインナップ

ご利用用途に合わせたLoaモジュールをご用意しております。

型名 E220-900T22S(JP) E220-900T22S(JP)
[品名:E220-900T22S(JP)R2]
E220-900T22L(JP) A660-900T22
モジュールイメージ
識別マーク A H
種類 Private LoRa LoRa WAN
周波数 920.6MHz ~ 928.0MHz
変調方式 LoRaスペクトラム拡散方式
帯域幅 125kHz ~ 500kHz 125kHz ~ 250kHz
拡散率 5 ~ 11 7 ~ 12
伝送プロトコル Private LoRa 独自方式(宛先指定、ブロードキャスト, WoR対応 ※1) LoRaWAN v1.0.4 準拠方式 Class A, Class C対応 ※6
ペイロードサイズ 最大200byte(上位周波数帯は32byte) 最大222byte ※7
伝送速度 1.7kbps ~ 62.5kbps ※2 0.2kbps ~ 11kbps
送信出力 13dBm(20mW以下) 22dBm(160mW以下) 13dBm(20mW以下)
受信感度 -129dbm -140dBm
消費電流(3.3V Vcc給電時) 送信時:43mA 受信時:8.2mA
スリープ時:2.5μA WoR受信時:60~330μA
送信時:110mA 受信時:8.2mA
スリープ時:2.5μA WoR受信時:60~330μA
送信時:67mA 受信時:9.1mA
スリープ時:8.2μA
インターフェース UART, 制御I/O(信号レベルは3.3V TTL), 状態出力 UART(ATコマンド)
動作電圧(上限は定格) 3.1 ~ 5.5V(Vcc給電時)
2.9 ~ 3.6V(Vdd給電時) ※3
[低電圧モード(ver.1.2以降対応)]
2.2 ~ 5.5V(Vcc給電時)
2.1 ~ 3.6V(Vdd給電時) ※3
3.1 ~ 5.5V(Vcc給電時)
2.9 ~ 3.6V(Vdd給電時) ※3
[低電圧モード使用時]
2.2 ~ 5.5V(Vcc給電時)
2.1 ~ 3.6V(Vdd給電時) ※3
1.7~3.7V
動作温度範囲 -45℃ ~ +85℃
接続端子/基板搭載 DFN-22 端面スルーホール, SMT実装タイプ DFN-24 端面スルーホール, SMT実装タイプ
外形寸法(重さ) 16mm × 26mm × 3mm(約2g) 14mm × 20mm × 2.8mm(約1.2g)
規格準拠 国内電波法・工事設計認証(920MHz特定小電力無線)
ARIB STD-T108準拠
国内電波法・工事設計認証(920MHz陸上移動・登録局 ※4)
ARIB STD-T108準拠
国内電波法・工事設計認証(920MHz特定小電力)
ARIB STD-T108準拠
ファームウェア ver.1系 ver.2系 LoRaWAN
工事設計認証番号 001-P01730 001-P02098 001-P02118
免許 不要
登録 不要 必要 ※4 不要
対応評価ボード E220-900T22S(JP)-EV1 E220-900T22S(JP)-EV42 E220-900T22L(JP)-EV82 A660-900T22-EV61
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※1 WoR(Wake on Radio)は、送信時プリアンブルを付与することで、受信待機消費電流を大幅に削減できる技術です。
※2 伝送ビットレートは瞬間値です。連続送信時の平均ビットレートは、電波法の制約から、この半分以下程度となります。
※3 給電ポートを排他的に使い分けることで広範囲の動作電圧に対応します。また、Vcc給電時は、Vddを3.3Vの電源ソース、もしくは、基準信号電圧源として使用することが可能です。
※4 使用には登録及び電波使用料の納付が必要です。
※5 AS923リージョンでの周波数帯です。
※6 すべてのLoRa WANゲートウェイとの通信、および、互換性を保証するものではありません。
※7 ペイロードの最大サイズは使用する帯域幅および拡散率の組によって異なります。